北海道・知床半島のウトロは、水平線まで見渡す限り一面氷の世界。
天気の良い日中でも気温は氷点下の−10℃。海水温でさえ−2℃を指す。


これから、この氷の下の海に潜ろうというのだ。















この日氷の厚さはおよそ50cm。
ドリルとチェーンソーを使い出入り
の為の穴を開ける。


Nikon E5000 Coolpix


エントリーの為に開けた穴は、暫らく放置していると氷が張ってしまい翌日には完全に塞がっている。


















エントリー前の最終チェック。

顔全面を覆うアイスフードはチョッと不気味だ。プールや伊豆あたりでこれを使うと周囲が引く(笑) が、しかし氷の下で通常フードではかなりの忍耐を強いられる。

ドライスーツはインナーで十分な保温を確保すれば通常のものでも大丈夫。

但し、グローブはウィンター用でも指先が痺れるように痛くなってくる。
スキン素材の物で水の浸入をなるべく防ぐようにしないと顔と同様、非常に厳しい試練となることうけあいである。

水中撮影は UnderWaterGallery より北海道へどうぞ。

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