E5000 用ワイドコンバーター WC-E68 のフードを作ってみました。


35換算で19mm相当の画角を持つワイドコンバーター WC-E68 は価格の割に画質も良く使いやすい製品です。

コンバーターとは言え、やはり超広角レンズ特有の巨大なメニスカスが前玉にあり、傷や指紋の付着が気になります。
気軽に常用できるようにフードを被せれば良いのですが、この WC-E68 には専用の物は用意されておらず、 合いそうなものを探すか自作するかということになります。
またフードは画角に合った物を使わないと効果がありません。

で、18mm/F2.8 用の HB-8 が画角的には丁度良さそうなのですが、このフードの内径は何と 82mm もあります。
ところが WC-E68 の外経は 66mm!
しかもレンズにアタッチメント用ネジが切ってない!ついでに HB-8 はバヨネット式!
さて、ドウスル!

果たして試行錯誤の末、どうにか HB-8 を取り付けることができました。
しか〜し、その結果はご覧の通り、外観は WC-E68 とは似ても似つかぬ新しいプロダクツになってしまいました! せっかくのコンパクトボディが台無し、と言われるかも知れません。
でも、鏡筒が太くなりフードの張り出しも手伝って、ホールディングは最高です。
うっかり指紋をペタッ!なんてことも無くなります。
もちろん、付属のキャップをそのまま被せる事もできますし、キャップも脱落しにくくなります。
(外し難いとも言いますが・・・汗;)




フードはネジ込み式で着脱できます。鏡筒を梨地風に塗装しましたのでボディとマッチして重厚な感じになりました。 但し、今回はフード自体はロゴを見せる為に敢えて塗装しませんでした。


フードに対し、これだけ前玉が奥にあってもケラレは当然のことながら皆無です。
(そうなるように位置決めをしていますからね!(笑))














左の写真は MB-E5000 を外していますが、それでもホールディングが良いため一眼レフライクな操作感で撮影できます。( TID-1 改併用 )


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  次回のトピックスでは E5000 用の新しい水中ハウジングについ
  てご紹介します。

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